自分との戦いにせよ、他人との戦いにせよ-

合気道は攻撃性・暴力・逆暴力の悪循環に対して敗退せずに、それを超越する日本の武道です。

正反合の弁証法はある命題(テーゼ=正・定立)と、それと矛盾するもしくはそれを否定する反対の命題(アンチテーゼ=反・反定立)の対立を、それらを本質的に統合した命題(ジンテーゼ=合・総合)によって解決し、超越する哲学的な方法である。(Wikipedia参照)

それに応じて、合気道は攻撃と防御、あるいは暴力と逆暴力の対立を漸減と協調性によって解決し、対立を超越する道である。

その上に合気道は呼吸法や技の鍛錬によって心と体の人間的な矛盾・対立をも超越し、心体を統一させる方法である。

(原作: Max Seinsch)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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